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新井副理事長講演[福島復興・廃炉に貢献する学協会連絡会(ANFURD)
「燃料デブリ取り出しにおける潜在的課題」に関する勉強会]
(2018年5月15日)

IRIDでは福島第一原子力発電所の廃炉研究開発について、その取り組み状況を各地のイベントで講演しております。
その一つとして、今回は福島復興・廃炉に貢献する学協会連絡会の勉強会にて、講演を行いました。

本連絡会は福島第一原子力発電所事故に関連する活動として、学協会が相互に情報交換を行い連携協力することにより、福島復興と廃炉推進に貢献する活動の一層の効果的、効率的な実施・推進を図ることを目的として、2016年に日本原子力学会を事務局として設置されました。
今回の勉強会は、事故以来7年が経過した福島第一原子力発電所の廃炉における燃料デブリ取り出しにおける潜在的課題に関して、問題点を共有するとともに、広く課題解決に向けた取り組みについての意見をいただき、今後の活動、廃炉事業に役立てたいと考え、実施されました。

この中で、『燃料デブリ取り出し技術の現状と学協会への期待』と題し、当機構の新井副理事長が講演しました。
講演では、廃炉用ロボットのこれまでの成果と課題及びデブリ取り出しに向けた現状と課題について説明し、最後に、「廃炉事業は世代をまたぐ長期事業であり、(現場を)理解し、記憶し、手助けしよう、国際廃炉研究開発機構へのご支援をお願いしたい」と結びました。

IRIDでは、今後も大学や研究機関等への出前講座や講演などを通じ、連携を積極的に進めてまいります。

※ 福島復興・廃炉に貢献する学協会連絡会のHPは下記をご覧ください。

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【写真】

  • IRID新井副理事長

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