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研究開発中の「PCV(格納容器)下部補修技術」試験の進捗状況についてお知らせします

2014年5月30日

廃炉を進める福島第一原子力発電所において、格納容器(PCV)からの漏えい箇所を特定し補修することは、増え続ける汚染水の発生量を抑制するだけでなく、中長期ロードマップの燃料デブリ取り出しに向けたデブリ冠水にとっても必要不可欠なものです。今回は、経済産業省の補助事業によりIRIDが研究開発を進めている「格納容器漏えい箇所特定技術・補修技術開発/PCV下部補修技術」の試験の進捗状況をお知らせします。

燃料取り出しに向けた調査用として水中走行遊泳型ロボット・形状変化型ロボットを開発中です

2014年4月24日

IRID組合員である日立GEニュークリア・エナジー株式会社は株式会社日立製作所と共同して、水中や障害物に囲まれた狭い空間で姿勢や形状を自在に変化させる2種類のロボットを開発してきたところ、それを公表しました。今後、IRIDが進める国の補助事業による研究開発プロジェクトである「格納容器漏えい箇所調査技術開発」や「原子炉格納容器内部調査技術の開発」の一環として、本ロボットの実証等に取り組むこととしています。

原子炉建屋内の遠隔除染作業ロボット「MHI-MEISTeR(マイスター)」の実証試験が終了しました

2014年3月25日

このたび、経済産業省の補助事業により開発された除染装置「MHI-MEISTeR(マイスター)」(三菱重工業株式会社開発)が、東京電力株式会社福島第一原子力発電所において、遠隔操作による除染作業の実証試験ならびにコンクリートコアサンプル採取を完了しました。