TOP > R&D Topics > 原子炉建屋内の遠隔除染作業ロボット「MHI-MEISTeR(マイスター)」の実証試験が終了しました

原子炉建屋内の遠隔除染作業ロボット「MHI-MEISTeR(マイスター)」の実証試験が終了しました

2014年3月25日

このたび、経済産業省の補助事業により開発された除染装置「MHI-MEISTeR(マイスター)」(三菱重工業株式会社開発)が、東京電力株式会社福島第一原子力発電所において、遠隔操作による除染作業の実証試験ならびにコンクリートコアサンプル採取を完了しました。

 

この遠隔除染装置は、経済産業省の補助を受け、平成24年に福島第一原子力発電所の除染を目的に開発されたものを、福島第二原子力発電所で遠隔操作性を検証し改善点を抽出、さらに改良を加え、このたび福島第一原子力発電所1号機で実証試験を行ったものです。
実証試験の結果、高い作業能力を確認することができましたので、今後は、同発電所2号機においても、除染作業やコアサンプル採取に活用されることになります。

※三菱重工のニュースリリースは以下をご覧ください。
https://www.mhi.co.jp/news/story/1402205498.html
http://www.mhi-global.com/news/story/1402201775.html (英語)

※福島第一原子力発電所での実証試験開始の東京電力プレス配布資料は以下をご覧ください。
http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/handouts/2014/images/handouts_140127_06-j.pdf

※遠隔作業ロボット「MHI-MEISTeR(マイスター)」の動画サイトはこちら
(東京電力ホームページ内)
http://photo.tepco.co.jp/date/2014/201402-j/140207_01j.html

本件に関するお問い合わせはこちら