原子炉格納容器漏えい箇所の補修技術の実規模試験
圧力抑制室(suppression chamber,S/C)脚部補強技術の実規模試験について[IRID/日立GEニュークリア・エナジー](2016年11月29日)
2016年11月29日
IRIDでは、福島第一原子力発電所の廃炉に向けて、平成28~29年度の経済産業省によるプロジェクトとして原子炉格納容器の漏えい箇所に対する補修技術の開発を進めておりますが、このたび、原子炉格納容器(PCV)下部の水漏れ箇所を補修する技術の確立のため「実規模試験体」※を用いた試験を開始いたしました。
燃料デブリの「レーザガウジング技術」の開発について[開発担当:東芝](2016年10月28日)
2016年10月28日
IRID(開発担当:東芝)では、福島第一原子力発電所の廃炉に向けた研究開発の取組のひとつとして、廃炉・汚染水対策事業費補助金・燃料デブリ・炉内構造物取り出しの基盤技術開発事業をおこなっております。
原子炉格納容器漏えい箇所の補修技術の開発 サプレッションチェンバ内充填止水1/1スケール試験体へのコンクリート打設試験について[開発担当:東芝](2016年10月15日)
2016年10月15日
IRIDでは、福島第一原子力発電所の廃炉に向けて、平成28~29年度の経済産業省によるプロジェクトとして原子炉格納容器の漏えい箇所に対する補修技術の開発を進めておりますが、このプロジェクトの一環で、格納容器下部の構造体であるサプレッションチェンバ(以下、S/C)内にコンクリートを打設して、漏えい箇所を閉止する施工法を開発中です。
このたび、実規模スケールのS/C試験体にてコンクリート打設を行いました。
原子炉格納容器(PCV)下部を模擬した実規模試験体の試験準備完了と試験計画について(2016年10月13日)
2016年10月13日
このたび、原子炉格納容器(PCV)下部の水漏れ箇所を補修する技術の確立のために活用する「実規模試験体」※の試験準備が完了しました。
※この試験体は、福島第一・2号機のPCV下部にあたるベント管、圧力抑制室(S/C)やトーラス室壁面などを模擬したもので、試験体のサイズは実寸大ですが、本来は円周状のS/Cを8等分して、その一つを切り出した形としています。
原子炉格納容器(PCV)下部を模擬した実規模試験体の製作完成と試験計画について(2016年4月20日)
2016年4月20日
IRIDは、このほど、原子炉格納容器(PCV)下部の水漏れ箇所を補修する技術の確立のために活用する「実規模試験体」を楢葉遠隔技術開発センター内に製作しました。
この試験体は、福島第一・2号機のPCV下部にあたるベント管、圧力抑制室(S/C)やトーラス室壁面などを模擬したものです。
PCV内部調査装置(サソリ型ロボット)の改良について[開発担当:東芝](2016年2月18日)
2016年2月18日
福島第一・2号機の原子炉格納容器(PCV)内部調査については、調査装置の投入口となる貫通部周辺の調査・除染作業などの現場準備が整い次第、遠隔操作ロボット(通称:サソリ型ロボット)を投入して行う計画です。