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研究開発中の「PCV(格納容器)下部補修技術」試験の進捗状況についてお知らせします

2014年5月30日

廃炉を進める福島第一原子力発電所において、格納容器(PCV)からの漏えい箇所を特定し補修することは、増え続ける汚染水の発生量を抑制するだけでなく、中長期ロードマップの燃料デブリ取り出しに向けたデブリ冠水にとっても必要不可欠なものです。今回は、経済産業省の補助事業によりIRIDが研究開発を進めている「格納容器漏えい箇所特定技術・補修技術開発/PCV下部補修技術」の試験の進捗状況をお知らせします。

立木の放射能を分析し、構内の汚染状態を評価しています

2014年5月9日

今般、東京電力株式会社福島第一原子力発電所構内にある「立木」の放射能分析を行いました。これは将来、同構内から発生した放射性廃棄物を処理・処分する段階において、その方策を検討するにあたって、必要となる基礎データの蓄積・評価を行うため、研究の一環として行ったものです。これは、経済産業省の委託事業として、IRIDのもと、日本原子力研究開発機構(JAEA)が中心となって進めている研究(「放射性廃棄物処理・処分技術開発」の内、「福島第一原子力発電所構内で採取した立木の放射能分析」)です。