奥住業務管理部部長による講義 [東北大学・軽水炉安全セミナー(原子炉廃止措置編)]
(2024年9月25日)
東北大学では、福島第一原子力発電所の廃炉への貢献を最重要課題の一つとして、平成26年(2014年)から人材育成事業に取り組み、今後の廃炉を担う若い技術者や研究者の育成を図られています。
この取り組みの一環として、東北大学大学院工学研究科で、学生や社会人を対象としたリカレント教育講座「令和6年度 軽水炉安全セミナー(原子炉廃止措置編)」が開催され、当組合の奥住業務管理部部長が「福島第一の廃炉研究開発の現状と課題」について、9月25日に講義を行いました。
このセミナーは、2024年9月24日~26日と30日の4日間にわたって開催され、先端分野の知識を深め、産学の情報交換を目的にされています。
奥住部長の講義では、IRIDの組織概要、燃料デブリ調査状況、燃料デブリ取り出しに向けた技術開発と課題をはじめ、廃炉に必要な安全設計の考え方などを説明しました。留学生を含めた約20名の聴講生が参加しました。
今後も、IRIDでは、福島第一原子力発電所の廃炉に向けた人材育成への取り組みを続けてまいります。
* 東北大学 公開講座(原子炉廃止措置工学)の詳細はこちらをご覧ください。
https://cfrend.tohoku.ac.jp/news/single/52