TOP > 活動報告 > 山内理事長「第8回日英原子力産業フォーラム」への参加

山内理事長「第8回日英原子力産業フォーラム」への参加(2024年10月30日)

2024年10月29日 (火)・10月30日 (水)の2日間にわたり、英国ビジネス・通商省および駐日英国大使館が主催し、英国市場協議会、英国原子力産業協会 (NIA)、および(一社)日本原子力産業協会後援により第8回日英原子力産業フォーラムが駐日英国大使館大使公邸にて開催されました。
(一社)日本原子力産業協会によると今回は、英国と日本の関係機関および企業の関係者を合わせて約100名が参加しました。(10月29日のレセプションには約150名が参加したとのことです。)
IRIDからは、山内理事長が参加しました。

2日目の10月30日には、廃止措置と廃棄物管理に関する講演やセッションの時間が設けられましたが、2日目開催にあたり冒頭に山内理事長が挨拶し、「戦後間もない1950年代からの技術協力は、日本の原子力産業の礎を築き、現在も福島第一原子力発電所の廃炉において、英国の技術者との共同開発が進められています。
英国のNDAが蓄積した廃炉に関する貴重な経験と教訓は、日本の廃炉作業を大きく後押ししています。英国に学び、協力して技術開発・課題解決を進めていくことで、原子力をより安全かつ持続可能なエネルギー源として発展させていきたい」と、英国と日本の両国の深い歴史的つながりと現在、IRIDで福島第一原子力発電所2号機原子炉格納容器内部詳細調査装置・試験的燃料デブリ取り出し装置の研究開発を英国技術者と協力して進めていることから福島第一原子力発電所の廃炉を進めていくうえでも継続した両国の協力関係の重要性についてお伝えしました。

  • [写真]クリックすると大きいサイズの画像が開きます。

【写真】

活動報告