TOP > 活動報告 > 奥住開発計画部部長講演:公益社団法人地盤工学会第2回廃炉地盤工学委員会における講演

奥住開発計画部部長講演:公益社団法人地盤工学会第2回廃炉地盤工学委員会における講演
(2019年10月28日)

公益社団法人 地盤工学会・早稲田大学・千葉工業大学は文部科学省委託事業「英知を結集した原子力科学技術・人材育成推進廃止措置研究・人材育成等強化プログラム」に採択された「福島第一原子力発電所構内環境評価・デブリ取り出しから廃炉までを想定した地盤工学的新技術開発と人材育成プログラム」を通して、福島第一原子力発電所の廃止措置に向けた地盤工学的技術の貢献活動を進めています。

さらに公益社団法人 地盤工学会は「福島第一原子力発電所廃止措置に向けた地盤工学的新技術と人材育成に関する検討委員会(略称:廃炉地盤工学委員会)」を設置して廃炉に向けた技術開発、情報共有等の活動を進めています。
https://www.jiban.or.jp/hairo/

10月28日に開催された今年度第2回委員会の中で、IRID開発計画部 奥住部長から、「国際廃炉研究開発機構(IRID)における1F廃炉技術開発の状況」と題し、報告しました。IRIDが現在、取り組んでいる原子炉格納容器内部調査の際に使用した様々な調査装置の紹介をはじめ、燃料デブリ取り出し技術等について解説しました。講演では、50名を超える方々の出席をいただき、熱心に聞いていただくとともに多くの質問もいただきました。

福島第一原子力発電所の廃炉は、30~40年にわたる長期事業であり、廃炉事業を継続するためにも、国内外の叡智の結集及び多くの若い人材の育成は重要な課題です。IRIDは、今後ともIRIDが実施している研究開発を、より多くの人々に理解を深めていただくために、今後もいろいろな場を通して紹介してまいります。

日時: 2019年10月28日(月)15:00~17:00
会場: 地盤工学会館(東京都文京区千石)

  • [写真]クリックすると大きいサイズの画像が開きます。

【写真】

  • IRID奥住開発計画部部長 講演

活動報告