福島第一原子力発電所2号機原子炉格納容器内部詳細調査ならびに試験的燃料デブリ取り出しアクセス・調査装置(ロボットアーム)の三菱重工業株式会社神戸造船所における性能確認試験について[開発担当:三菱重工業株式会社]
2022年3月9日
IRIDでは、東京電力ホールディングス福島第一原子力発電所の廃止措置に向け、福島第一原子力発電所2号機原子炉格納容器内部詳細調査アクセス・調査装置ならびに試験的燃料デブリ取り出し装置(ロボットアームやエンクロージャ)の開発を進めてきました。
本装置については、英国から2021年7月に三菱重工業株式会社神戸造船所に移送し、8月下旬から性能確認試験を2022年1月21日まで実施してきました。
今回は、神戸造船所におけるロボットアームの性能確認試験の動画をご紹介いたします。
なお、本装置は経済産業省資源エネルギー庁の廃炉・汚染水対策事業費補助金により得られた成果です。
(ロボットアームについて)
・全長:約22m
・質量:4.6ton
・軸数:18軸
・主要材料:ステンレス鋼、アルミ
■動画
※三菱重工業株式会社神戸造船所における性確認試験の模様の動画はこちらをご覧ください。
(YouTubeのサイトにリンクします)
https://youtu.be/sKll0vbC518
【参考資料】
「福島第一原子力発電所2号機原子炉格納容器内部詳細調査・試験的燃料デブリ取り出しアクセス・調査装置(ロボットアーム) (2022年2月)」
https://irid.or.jp/wp-content/uploads/2022/03/20220309_robot_arm.pdf