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燃料デブリ取り出しにおける遠隔作業技術・「柔構造アーム(筋肉ロボット)」の開発状況について[開発担当:日立GEニュークリア・エナジー](2017年3月)

2017年3月22日

IRID(開発担当:日立GEニュークリア・エナジー)では、福島第一原子力発電所の廃炉に向けた研究開発の取組のひとつとして、廃炉・汚染水対策事業費補助金・燃料デブリ・炉内構造物取り出しの基盤技術開発事業をおこなっております。
今回は、燃料デブリ取り出し工法のひとつである、燃料デブリ取り出しにおける遠隔作業技術「柔構造アーム(筋肉ロボット)の研究開発状況」をご紹介します。

ペデスタル内アクセス装置の試験・「ロボットアーム/アクセスレール」の開発状況について[開発担当:三菱重工業](2017年3月)

2017年3月21日

IRID(開発担当:三菱重工業)では、福島第一原子力発電所の廃炉に向けた研究開発の取組のひとつとして、廃炉・汚染水対策事業費補助金・燃料デブリ・炉内構造物取り出しの基盤技術開発事業をおこなっております。
今回は、燃料デブリ取り出し工法のひとつである、気中-横アクセス工法で重要なアクセス技術となる、「ペデスタル内アクセス装置の研究開発状況」をご紹介します。

PCV内部調査/1号機原子炉格納容器内部調査(ペデスタル外側地下階調査:B2調査)用ロボット「PMORPH(ピーモルフ)」の開発について[開発担当:日立GE](2017年2月3日)

2017年2月3日

このたび、東京電力福島第一原子力発電所の廃止措置に向け、1号機で燃料デブリが広がっていると想定されている原子炉格納容器(以下、PCV)内のペデスタル外側地下階を調査するため、線量計や水中カメラを搭載した調査用ロボット「PMORPH(ピーモルフ)」を開発し、2月3日にマスコミ公開を実施しました。

原子炉格納容器漏えい箇所の補修技術の実規模試験
圧力抑制室(suppression chamber,S/C)脚部補強技術の実規模試験について[IRID/日立GEニュークリア・エナジー](2016年11月29日)

2016年11月29日

IRIDでは、福島第一原子力発電所の廃炉に向けて、平成28~29年度の経済産業省によるプロジェクトとして原子炉格納容器の漏えい箇所に対する補修技術の開発を進めておりますが、このたび、原子炉格納容器(PCV)下部の水漏れ箇所を補修する技術の確立のため「実規模試験体」※を用いた試験を開始いたしました。

原子炉格納容器漏えい箇所の補修技術の開発 サプレッションチェンバ内充填止水1/1スケール試験体へのコンクリート打設試験について[開発担当:東芝](2016年10月15日)

2016年10月15日

IRIDでは、福島第一原子力発電所の廃炉に向けて、平成28~29年度の経済産業省によるプロジェクトとして原子炉格納容器の漏えい箇所に対する補修技術の開発を進めておりますが、このプロジェクトの一環で、格納容器下部の構造体であるサプレッションチェンバ(以下、S/C)内にコンクリートを打設して、漏えい箇所を閉止する施工法を開発中です。
このたび、実規模スケールのS/C試験体にてコンクリート打設を行いました。

原子炉格納容器(PCV)下部を模擬した実規模試験体の試験準備完了と試験計画について(2016年10月13日)

2016年10月13日

このたび、原子炉格納容器(PCV)下部の水漏れ箇所を補修する技術の確立のために活用する「実規模試験体」※の試験準備が完了しました。

※この試験体は、福島第一・2号機のPCV下部にあたるベント管、圧力抑制室(S/C)やトーラス室壁面などを模擬したもので、試験体のサイズは実寸大ですが、本来は円周状のS/Cを8等分して、その一つを切り出した形としています。

原子炉格納容器(PCV)下部を模擬した実規模試験体の製作完成と試験計画について(2016年4月20日)

2016年4月20日

IRIDは、このほど、原子炉格納容器(PCV)下部の水漏れ箇所を補修する技術の確立のために活用する「実規模試験体」を楢葉遠隔技術開発センター内に製作しました。
この試験体は、福島第一・2号機のPCV下部にあたるベント管、圧力抑制室(S/C)やトーラス室壁面などを模擬したものです。

福島第一原子力発電所の原子炉建屋2・3階部分を除染するロボット「上部階用除染装置」の開発(2015年12月16日)

2015年12月16日

IRIDは、福島第一原子力発電所の原子炉建屋2・3階部分を除染するためのロボット「上部階用除染装置」を開発しています。

燃料デブリの取り出しに向けて、今後、漏えい箇所の調査や補修など、研究開発等の状況を踏まえながら、さまざまな作業が本格化していきます。そのためには、放射線量が高い作業エリアの環境を改善し、人が立ち入れるようにしていかなければなりません。