TOP > 活動報告 > 米国ミシシッピ州立大学/米国ハンフォード・サイト[核処理施設]を視察

米国ミシシッピ州立大学/米国ハンフォード・サイト[核処理施設]を視察

IRIDでは、国内外の叡智を結集し、福島第一原子力発電所内の溶け落ちた燃料デブリを取り出すための技術開発を進めています。それに伴い、海外の原子力関係機関や専門家との関係を強化した活動を行っています。

今回ご紹介する米国研究施設の視察は、IRIDが進めているプロジェクト「燃料デブリ・炉内構造物取り出し工法・システムの高度化」の取り組みの一環として実施しました。

○視察先:
(1)米国ミシシッピ州立大学(ミシシッピ州スタークビル)
(2)米国ハンフォード・サイト[核処理施設](ワシントン州東南部)

○視察目的:
燃料デブリを切り出す際、燃料デブリ内にある放射性物質を含むダストが発生します。そのため、発生したダストを原子炉格納容器・原子炉建屋内等に閉じ込めるための換気システムを検討する必要があります。類似のシステムを持つ米国の研究関連設備を視察し、技術者と協議することによって、今後のシステム設計に反映します。

  • [写真]クリックすると大きいサイズの画像が開きます。

【写真】

  • 訪問先のハンフォード・サイト事務所

活動報告