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「ロボットフェスタふくしま2017」へのブース出展(2017年11月22日)
~福島第一原子力発電所の廃炉に向けた研究開発と4社のロボットを紹介~

2017年11月22日~23日に開催された「ロボットフェスタふくしま2017」に、IRID本部および組合員である日立GE、東芝エネルギーシステムズ、三菱重工、アトックスがブース出展しました。
また、22日にはメインステージで最新ロボット技術セミナーが行われ、IRIDの奥住開発計画部部長が「IRIDが取り組む研究開発の状況」と題して、ロボットによる燃料デブリの調査・取り出しについての講演を行いました。

第3回目となる今回から2日間の開催となり、「航空宇宙フェスタ」も同時開催されました。
両日とも熱心なファンや家族連れの皆さまが多数来場され、8,400名の来場者(主催者発表)があり、IRIDのブースにも数多くの皆さまにお立ち寄りいただきました。

IRIDブースでは、福島第一原子力発電所の廃炉に向けてIRIDで取り組んでいる研究開発状況をパネルで紹介するとともに、作業に必要な調査、除染関係のロボット5台を展示・デモ(一部静態展示)。ブースが入場口付近にあったこともあり、来場の皆さまからこれまで以上に高い関心をいただきました。

<ロボットフェスタふくしま2017>
・開催日時:2017年11月22日(水)10:00~17:00、23日(木)10:00~16:00
・開催会場:ビッグパレットふくしま(福島県郡山市)
・主  催:福島県
・後  援:復興庁、経済産業省、IRID他

<IRID出展のロボット展示内容>

  • ①日立GE: PMORPHⅠ(狭隘空間からのアクセス性と安定した走行性を両立させた調査用ロボット)の展示・デモンストレーション
  • ②東芝エネルギーシステムズ: 水中遊泳ロボット(福島第一原子力発電所の原子炉格納容器の中心部に初めて侵入。高線量下、遠隔水中ROV)の展示、動画放映
  • ③三菱重工業: MHI-MEISTeRⅡ(遠隔操作で自由に移動し、2本のアームで様々な作業ができる災害対応ロボット)の展示・デモンストレーション
  • ④アトックス: 小型遠隔がれき回収装置(建屋内の床面に散乱しているがれき・砂塵を回収し、自動搬出可能な走行装置)および作業用双腕ロボット(2本の強力なロボットアームと高いメンテナンス性を持つ作業用ロボット)の展示・デモンストレーション ※ 自社開発分

今後もイベントへの出展をはじめ、IRIDの研究開発の内容をわかりやすくお伝えしていきます。

  • [写真]クリックすると大きいサイズの画像が開きます。

【写真】

  • 開会式・テープカット

  • IRID奥住開発計画部部長講演

  • パネル展示

  • 日立GE・ピーモルフⅠ

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  • 東芝エネルギーシステムズ・水中遊泳ロボ

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  • 三菱重工・マイスターⅡ

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  • アトックス・小型遠隔がれき回収装置

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活動報告