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第37回 日本ロボット学会学術講演会(2019年9月3~7日)
~「日本ロボット学会 第11回 ロボット活用社会貢献賞」の受賞とオープンフォーラムへの参加~

2019年9月3~7日に開催された「第37回日本ロボット学会 学術講演会」において、IRIDにて開発した装置、「3号機原子炉格納容器内部調査装置(水中遊泳ロボット)」と「2号機に使用したカメラのパン・チルト機構を有する調査装置」が「日本ロボット学会 第11回 ロボット活用社会貢献賞」を受賞しました。

本賞は、「ロボット活用社会」の実現に向けてロボットを様々な形で社会に普及・浸透させ、社会の変革に大きく貢献した個人・団体に贈られるものです。
福島第一原子力発電所の燃料デブリ取出し方針を決定するために、遠隔操作の調査装置の開発及び過酷な災害現場に必要なロボットの実用化により実績や今後の開発に繋がるノウハウを残したことに対する貢献として、IRID、東芝エネルギーシステムズ株式会社、東京電力ホールディングス株式会社の3社が表彰され、代表して東芝エネルギーシステムズ 松崎さんが授与されました。

また、3日に行われたオープンフォーラム企画「廃炉に向けた日本原子力学会との連携と課題5」において、高守開発計画部長が講演を行いました。
高線量下での廃炉作業には遠隔操作できるロボット技術のさらなる開発が不可欠であることとロボット開発技術者との情報共有の強化の必要性について、同フォーラムにおいて意見交換がなされ、両学会の連携強化の重要性が確認されました。

開催日時:2019年9月3日~7日
開催会場:早稲田大学早稲田キャンパス(東京都新宿区)

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【写真】

  • 9月3日(火) オープンフォーラム
  • 高守開発計画部長の講演

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  • 9月5日(木) 日本ロボット学会 第11回 ロボット活用社会貢献賞授賞式
  • 表彰状授与式(東芝エネルギーシステムズ 松崎氏:右側)

  • 表彰状(IRID)

  • 表彰状(東芝エネルギーシステムズ株式会社)

  • 表彰メダル

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