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山内理事長講演 [IAEA総会科学フォーラムセッション]
(2023年9月25日)

国際原子力機関(IAEA)の総会が、オーストリアのウイーン本部で9月25日から29日にわたって開催されました。また、サイドイベントとして各国の展示会が行われ、日本ブースでは、福島の廃炉と復興に関するパネルも紹介されました。

IAEA総会では、原子力のエネルギー活用に向けた取り組みについて専門家による講演が科学フォーラムセッションで行われました。IRID理事長の山内豊明は26日、同科学フォーラムセッションⅡにおいて、福島第一の廃炉に向けた課題と展望について講演を行いました。山内理事長は、福島第一の廃炉技術開発を担うIRIDの役割や、燃料デブリ取り出しに向けた原子炉格納容器内部調査結果、IRIDによる技術開発などについて説明しました。

講演後、科学フォーラムセッションⅡの発表者によるパネルディスカッションが行われ、活発な議論が行われました。福島第一の廃炉に関する質問には、廃炉に関わる調査が将来、どのように原子力の安全にかかわっていくのかなど問題提起がありました。

●科学フォーラムⅡ開催日時: 2023年9月26日(火)15:15~17:00 (現地時間)

●場所:IAEA本部(オーストリア・ウイーン)

IRIDは、国際社会に向けて、福島第一原子力発電所の廃炉の研究成果を積極的に発信していきます。

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【写真】

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    講演後のパネルディスカッション

活動報告